3.11に思うこと。普通であることがどれだけ幸せか
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こんにちは。今日で東日本大震災からちょうど5年。わたしは5年前、夫の仕事の都合で中国にいました。だからリアルな体験はなく、テレビで「このまま日本は終わってしまって、帰国できないのかもしれない」と不思議な思いで見ていました。
帰国してから
4月上旬に帰国してみて、こちらの中国地方では震災の話を聞くことはほとんどありませんでした。周りの人もあまり関心のない様子で自分が思っていた感じと違うことに正直戸惑いを覚えました。
移住してきたお母さんたちと出会う
次女の出産を機に、自然育児の集まりに参加するようになりました。そこにはたくさんの関東地方から移住してきたお母さんたちがいました。旦那さんを関東に置いて母子で移住してきた方、家族で移住してきた方、一時避難中でこれからの行き先を考えている方など、様々な方のお話を聞きました。旦那さんとの思いが一致せず、会うと話は堂々巡りで、前に進まないと言っておられる方もいました。移住してきたけれど仕事を探すのにとても苦労しているお話も聞きました。当たり前ですが、みなさんとても勉強されていて自分がどれだけ無知で無関心であったのか思い知らされました。そして、子どもを外で気兼ねなく遊ばせられること、家族が一緒にいられるという当たり前のことがどれだけ、有り難く幸せなことなのか感じました。
移住先として充実している
わたしの住む岡山は移住先としては人気があります。実際お母さんたちからの話でも、たくさんの情報があり、移住先として一時的に試すための仮住居なども充実しているそうです。わたしの友人も古民家を買い取り、ゲストハウスを運営しています。
移住ネットワーク
▶︎おいでんせぇ岡山
▶︎子ども未来・愛ネットワーク
▶︎岡山を盛上げよう会
5年経ったからこそ
もう5年、まだ5年。関東では「今さら移住なんて、まだそんなことで悩んでいるのか」という雰囲気があると聞きました。母が子どもの明るい未来を、家族が安全で幸せでいられることを願って、思い悩むこと。それは尽きないことだと思います。今のわたしが出来ること、恥ずかしながら考えてみても正直あまり思い浮かびません。でも祈ること、思いを寄せること、そういったお母さんたちの話を聞くこと。わたしの周りから、少しでも明るく幸せが広がるように、わたしができることをしていこうと思います。