【親と子のアドラー心理学】を読んで子どものトイレトレーニングを振り返る
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2歳児のトイレトレーニングを始めています。
お姉ちゃんが1週間もかからずおまるで出来るようになったので、そんなものかな〜と思っていたらそうもいかず、個性を感じます。
生まれて3ヶ月くらいから琺瑯おまるでおしっこをさせてみたり、普段は布おむつだったり、普通のおまるも2歳前から用意していたのですが、なかなかできるようにならず一時期はイライラしたり、そのことに囚われて気持ちがまいってしまいました。
結局どうしたいのか考えてみると「自分でおしっこに気づいてトイレに行ってほしい、そのことが出来るようになるまで見守れる母親でありたい」という気持ちに気がつきました。そしてそのことに気づいてからは焦らなくなりました。
子育て関係の本も好きでいろいろと読んでいます。今回は知り合いのお母さんでアドラー心理学の勉強をされている方がいて、なんとなく気になってこちらの本を読んでみました。
共感・信頼することの大切さ
アドラー心理学では子育てに「尊敬」「共感」「信頼」「勇気」の4つのキーワードを上げています。この中で「共感」「信頼」するということの大切さをいま子どもから教えてもらっているような気がしています。
もう話が十分に分かる2歳です。トイレにいって用を足さないといけないことは分かっているはず。あとはそれが実行できるかどうか。おむつでしてきたものを外でするというのは最初は抵抗もあるのだろうなと思います。その気持ちを理解することがまず共感です。そしてそれを乗り越えて、「おしっこしたい」→「トイレに行こう」という気持ちになること、身体がそれについていくこと(おしっこを我慢できる)を親は信頼して出来る時期を見守るしかないのかなと思っています。「トイレ行く?」という声かけはするけれど、強制はしない、そういう態度にしてから頑固に拒否することはなくなりました。
子どもだって失敗から学ぶ
「そろそろトイレ行こうか」「ダメ〜」「そっか〜じゃあ行きたくなったら言ってね」「分かった〜」その数分後にじゃー「お母さん、漏れちゃった〜」そんなことはしょっちゅうです。「ほら!だから言ったでしょ!さっき行っておけばよかったのに!」と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、淡々と「パンツ替えようね」と床を拭きます。
「そもそも親の立場からすると、子どもが直面する課題の大部分は、親が体験してきたことなので、どう対処したらいいかがみえています。それだけでなく、自分が体験してきた以上のことを子どもに望みがちなので、自分の理想を押し付けることになります。」
アドラー心理学では「体験こそ最大の教師」だと言われているそうです。きっと失敗していることもでも子どもの中には何か残っていると思います。「早くトイレで出来るようになってほしい」という理想を押し付けず、失敗を淡々と受け止めて出来るようになるまで見守りたいです。