【書評】服部みれいの「わたしのヒント」で自分を見つめ直す
スポンサーリンク
最近気になっていた服部みれいさんの著書「わたしのヒント」読み終わりました。人間関係、日々の過ごし方に参考になることがありましたので、書いてみます。
右巻きになるのだッ
「例えば自分が元気でも超不機嫌な人に会うと不機嫌がうつったりしませんか?
あれって、その人のエネルギーの巻き具合に影響されて、そうなるんじゃないかと」
わたしはこういうことが、よくありました。特に夫に対して。夫は寝不足が続いたり、仕事が忙しかったりするとだんだん不機嫌になります(まぁ当たり前なんですが)朝起きてきて「おはよー」といっても返事がなかったり、朝食中も無言。「いってきます〜」もなんだか沈んだ感じだと、見送った後なんだか辛くなってしまうのです。
わたしは全然悪くないし、気にしなくてもいいといえばそれまでなんですが、そのあと結構落ち込んでしまって、午前中何もする気がおきない、、、なんてことが度々ありました。
「右巻きになる」とはエネルギーの高い状態にすること、簡単にいうと「楽しい!嬉しい!元気!」という感じです。あっ今日はイマイチだなと思ったときは「右巻き、右巻き・・・」と意識したら夫の不機嫌にも左右されず過ごせました!単純だけど、効果がありました。
「していないにも」わけがある
「いあないこと」で「溜めてる何か」がある、「バランスしているなにか」が存在するということです。
◎仕事をずっとしていない
◎旅行に出かけていない
◎買い物をしていない
◎結婚していない
などなど、必要があって「していない」のかもしれない、というわけです。
わたしはずっと行きたい講座があり何年も夫に交渉し続けてきましたが、金額的な問題や距離のことなどで行くことが出来ませんでした。今年になりなんとなくそれに執着するのも疲れてしまい、諦めました。
「諦める」というととてもマイナスな感じなのですが、自分としては何かスッキリしたような吹っ切れた気持ちでむしろ清々しく感じていました。そしてこのような文章に出会い、行けなかったことにも意味があったのだと思うことができ、より納得することができました。
もしかしてあなたの「◯◯していない」ことも何かのエネルギーになっているかもしれません。「あるものに目を向ける」ってことにも繋がると思います。
しあわせを許可する
この言葉、最近わたしの中でちょっとしたキーワードなのですが、結局幸せって自分で感じるものだよなということです。夫の機嫌に左右されたり、自分ができなかったことにいつまでも固執していたり、周りのことに左右されて自分の機嫌や幸せが変っていくのっておかしいなって思うようになってきたのです。
同じ出来事を引き受けるならできるだけご機嫌で引き受けたい。それを決めるのは自分自身にあるということ、当たり前だけど「しあわせになっていい」のです。
服部みれいさんの文章は独特の感じがあるので(話し口調、テンション高め?)苦手な方もいられると思います。その分ファンも多いのかなと思います。「冷え取り」をとてもすすめていますが、わたし自身は冷え取りちょっと合わず。。。という感じでした。
手帖も出ていますね。今年初めて使ってみています。