暮らしラボゆくり

3人姉妹の母。暮らしを簡単、楽しく、Happyにするモノ、コト、ヒントを書いています。暮らすことは実験と同じ。こうしたらどうかな?を試してよりよい暮らしを目指しています。

「今の生活は自分で選んできた結果」だということに気づくキッカケとなった1冊の本を紹介します。

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「美人になる方法」というブログが大人気。ワタナベ薫さんの『人生が思い通りになる「シンプル生活」』を読みました。今日はこの本を読んで思ったことを書きたいと思います。

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「したいこと」をしている

「しなければならないと思っていること」は何ですか?と本の中で問われる場面がありました。わたし自身、自分の生活を振り返ってみて「食事作り、洗濯、子どもの世話、掃除」は最低限しなければならないことと思っています。

しかし著者は、あなたにやらなければならないことなんて何ひとつないと言います。これはどういうことかというと、どれもしなければならないことではなくて、わたしが後で「困りたくない」・・・から「したい」こと、結局は自分で「したい」と思って選択しているということらしいのです。

なんだか騙されたような?と思ってはみたのですが、「しなければならない」よりは「したい」と思ってする方が、ずっとはかどります。

このブログだって「しなければならない」になった時点でとても重く感じるはず。子どもだって好きだから一緒にいる選択をしたわけで、預けて働きに行くことだって出来るのです。食事だって全部買ってくることだって、できなくはない。自分の今の生活は「したい」という選択をしてきた結果なのです。

すべては自己責任

また著者は

私たちは、とかく他の人のせいで、嫌な感情になっていると思いがちです。(省略)そして、自分が持つ感情に関しても、誰かの言動で『落ち込んだ』とか、『頭にきた』という外的な要素でそういう感情になったと思いがちですが、それも違います。その外的な要素はきっかけに過ぎず、感情も、行動も、感覚も、何もかも・・・・自分で選択しているのです

と述べています。これにも痛いほどの心当たりがありました。

わたしはだいぶ前、夫に「次女の育児が大変で、あれもこれもしたいのに出来ていない。なんだかイライラする。」と愚痴ったことがありました。すると「子どものせいにしてるけど、それを選んだのはあなたでしょ。だから自分で変えていかないと。」と言われたのです。そのときは「なんて非協力的なんだ」と結構落ち込んだのですが、まさにその通り。

イライラするのはわたしが決めていたこと。穏やかな心で過ごすという選択肢だってあったのです。感情は自分で全部決められるということに気づいてからは、イライラすることがあっても、「そのイライラも自分で選択したんだから早くやめた方が建設的だよね」と冷静になれる自分がいることが増えました。

最後に 

この本には、思考、人間関係、環境、過去の捉え方などをシンプルにする方法がいくつも載っています。 わたしは今の生活は自分で選んだ結果なのだという当たり前のことに気づき、感情さえも自分で決められるということが再確認できました。

その結果これからの未来、夫や子どもがいても自分の人生は自分で選んでいける、という前向きな気持ちをもつことが出来ました。気になった方はぜひ読んでみてください。

ズルいくらい幸せな人がやっている 人生が思い通りになる「シンプル生活」

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