暮らしラボゆくり

3人姉妹の母。暮らしを簡単、楽しく、Happyにするモノ、コト、ヒントを書いています。暮らすことは実験と同じ。こうしたらどうかな?を試してよりよい暮らしを目指しています。

モノを減らしたい妻と、モノがないと寂しい夫。家について話してみた。

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すっきりした空間を目指し、日々断捨離&片付けに励んでいるゆくりです。先日、夫と家について少しゆっくり話をする機会がありました。

夫はどちらかといえばものが捨てられないタイプすっきりした空間も苦手。ちょうど、「これからこの家をどうしようか」という話になり、夫は「もう少し子どもが大きくなったら増築する必要があるんじゃない?」と言い出しました。わたしとしては今の家でも少し大きかったかも、と思っていたので全く違う考えにびっくり。夫がどんな考えでいるのか、これからの方向性について今日は書いてみました。

モノが少ない空間は寂しい

4人家族の我が家。1階は8畳の和室(リビング)と、キッチン、ダイニングっぽく使っている板の間、あとは水回り。2階は小さな子ども部屋が1つと、寝室として使っている和室、ウォークインクローゼット。個人としての部屋は子供部屋くらいです。
 
8畳の和室には比較的大きなテーブルがあり、「これをなくしてがら〜んとした空間にしたら気持ちいいと思うんだけど。掃除も今よりずっとしやすくなるしさ。」と軽く提案してみたとこころ、「は?今でさえモノが少なくて寂しいと思ってるのに、これ以上少ないなんてあり得ない。床が見えてるなんて寒々しい。」との返事。
 
夫の実家はわりと綺麗に片付いていますが、色々なモノが飾ってあったり、写真などもあちこちに立てかけてあったりと、人間味のある?空間。そんな空間で過ごした夫に我が家はとても殺風景に写っているよう。わたしといえば、たまに過ごすにはそんな空間も好きですが、視覚に入ってくるものが多すぎる空間は苦手。掃除のことを考えても憂鬱になってしまいます。
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使うものは近くに出しておきたい

そう。わたしは、ものが溢れてごちゃごちゃしてくるとだめなのです。長女はそれをよく分かっていて、わたしがイライラし始めるとおもむろに片付けを始めます笑。ものが出ていると掃除もしにくいので、色々なものをカゴの中や、引き出しにしまっていました。

夫にはそれが不満な様子。いろいろなモノは、目の、手の届く所(出来れば机の上など)にあってほしいと考えているよう。近日中に使う書類などがファイルに挟まれてしまうのも嫌みたいなのです。

夫に合わせる

家のことはほとんど任せてもらっているので、実はあまり夫の意見をじっくり聞くことはありませんでした。夫の希望をまとめてみると。

①モノは分かりやすく手の届く所に。

②がらーんとした寂しすぎる空間は好きでない。

ということかなと思いました。①は所在地を分かりやすく、ワンアクションで取り出しやすくすることで理解してもらえるのではと思っています。②は慣れの問題かな、という気もするので、じわじわ、じわじわ攻めていく作戦でいこうと思っています。

他人と暮らすことの面白さ

今までのわたしなら、他人がいることで思い通りに進まないと、イライラした気持ちになっていたような気がします。実際にそう思ってしまう自分もいることは確かです。

でも、こうして何かの縁があって結婚し、一緒に暮らしているのです。せっかく一緒に暮らすのだからお互いに気持ちよく暮らしたい。夫が増築したいのも気持ちよく暮らすためと思ってのこと。ゴールは一緒なんだと思います。だから「ものを減らして気持ちよく」だけを優先させてパートナーとの関係がぎくしゃくしてしまっては、意味がない気がします。

全てはバランスの上に成り立っている。夫との関係も大事にしながら、空間も大事にする。そこに我が家の到達点があると考えています。また、人って変えようと思ったら変わらないもの。夫を変えようとするのではなく、わたしが夫の気持ちを汲み取りながら空間を作っていけば、少しずつ理解してもらえるのではないか。今はそんな風に考えています。

これから変わっていける可能性があるってわくわくしますよね。夫と話をしてみてそのギャップに驚きつつ、わくわくした気持ちを持てたことが実は一番の収穫でした。