暮らしラボゆくり

3人姉妹の母。暮らしを簡単、楽しく、Happyにするモノ、コト、ヒントを書いています。暮らすことは実験と同じ。こうしたらどうかな?を試してよりよい暮らしを目指しています。

10年間一度使わなかったものをやっと手放しました。

スポンサーリンク

最近、10年間一度も使わずにいたものを手放すことができました。きっかけはほんの些細なことだったのですが、自分でも10年も持っていたのかと、正直驚きました。

邪魔なものも慣れてしまうと、自分の目には景色に写ってしまうといいますが、今回のものは、まさしくそんな感じだったのです。

ブランドものの紙袋

恥ずかしながら10年間、ずっと捨てられなかったもの。それはブランドものの、小さな紙袋。10年前、婚約の記念に時計を買ったのですが、その時に時計を入れたもらった紙袋をずっと捨てることができなかったのです。

できなかったというよりも、そもそも捨てるという対象に入っていなかった、という方が正しいかもしれません。

わが家には何かに使う紙袋を常に3〜4枚、玄関スペースに用意しているのですが、この紙袋は、何年も使われないままここに放置され続けていたのです。

手放したちょっとしたきっかけ

長女が学校に何かを持って行こうとしたときのこと。ちょうどいい大きさの紙袋を探していて、目に留まったのがこのブランドものの紙袋。

「これ、使っていい?」と聞かれた娘に対して、わたしは「ダメ、ダメ。お母さんがそんなブランド持ってると思われたら恥ずかしい」と答えていたのです。

f:id:yukurinko:20160719054731j:image

娘は不思議そうな顔で、違う紙袋を持っていってくれたのですが、わたしはその時初めて、この紙袋、なんのために持っているんだろう?と気がついたのです。

何のために持っていたのか

思い返してみると、何か特別な思い入れがあったとか、そういうものでもないのです。だけど、婚約記念の高かった時計を買った時の袋だから、それにもすごい価値があるような、そんな錯覚をずっと持ち続けていたように思います。

でも、たかが子どもの小学校の荷物を入れるのにも使えない、そのことに、はたと気づいて、すっと手放すことができました。

スーパー主婦の井田典子さんも、見慣れてしまったものは、違和感がなくなって、景色になってしまう、とおっしゃっていました。今回の紙袋は、そこにあることが普通になり、見えなくなっていたのです。

▶︎スーパー主婦、友の会の【井田典子さん】のお話を聞いてきた 

これをきっかけに

ことをきっかけに、結婚関係のものを手放すという選択肢がわたしの中に生まれ、全てを見直してみることにしました。

なんとなく大事そうというけで、使わないものを持ち続ける意味はありません。夫にも確認してみたところ、「もういいんじゃない?」という答え。

ウエディングドレス、衣装替えのドレス、ベール、打ち合わせ資料、、、、出てきました。これらについてはまた記事にしたいと思いますが、結婚10年という節目に、手放すことができ、とてもすっきりしました。

今後は

今回のことで、手放すというのは、ちょっと視点を変えるだけでできることもあるのだなということに気づきました。

そんな目で家中をもう一度見渡してみることが、今年の夏休みの課題となりそうです。