暮らしラボゆくり

3人姉妹の母。暮らしを簡単、楽しく、Happyにするモノ、コト、ヒントを書いています。暮らすことは実験と同じ。こうしたらどうかな?を試してよりよい暮らしを目指しています。

【出産体験記】3人目でも予想外の出産。赤ちゃんとの対話

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先月、3人目の子どもを出産し、6週間が経ちました。先日の出産報告の記事に、たくさんの方があたたかいコメントをくださり、とっても嬉しかったです。本当にありがとうございます。赤ちゃんもわたしも元気に過ごしています。

まだまだ夜中の授乳も多く、日中もなんだかぼ〜としていたり、赤ちゃんのお世話に追われていますが、時間を見つけて少しずつブログを書いていければと思っています。

今日から少しずつ、今回の出産で体験したり、感じたことを何回かに分けて書いていこうと思います。ミニマリスト関連で見に来てくださった方には全然関係のない記事になってしまうかもしれませんが、お許しください。

出産のはじまり

今回の出産は破水から始まりました。予定日より3週間早い日曜日の朝、なんとなく破水っぽいかも?と思いつつ、妊娠期最後の日帰りお出かけを計画していたため、強行出発。打ち立てのお蕎や高台からの景色を楽しみ、無事に帰宅したものの、水は少しずつ漏れ続けたまま。

夜になり、さすがにおかしいと思い、病院に電話して事情を説明すると「それは破水ですね。すぐに入院の準備をして来てください!」と言われ、まだまだと思っていた出産が急に身近なものに。お腹の張りは少々あるものの、陣痛らしきものは全くなく、正直出産の気分になれないまま、病院に向かいました。

破水してもはじまらない陣痛

上の2人は陣痛から始まり、破水は最後の最後。破水から始まる出産がどういうものかあまり分かっていませんでした。

破水すると間もなく陣痛が始まり、お産になるのが一般的な流れ。しかし私の場合、破水はしたものの、陣痛は始まらず。先生によると、破水してしまうと感染の危険性が高まるため、自然な陣痛を待てるのは長くても48時間。このまま陣痛がなければ、陣痛促進剤を使い、強制的に陣痛を起こし、お産に進めるとのことでした。

医療に頼らない、できるだけ自然な形での出産を望んでいたので、正直、促進剤の使用は頭にはなく、焦りました。そこからは、ひたすら歩いたり、ハイハイをしたりして陣痛が来るのを待ちました。

赤ちゃんの状態が良かったこと、お産の兆候があること、先生の理解もあり、最終的には3日待ってもらい、4日目の朝に出産に至りました。

子どもは生まれる時間を知っている

「3人目だからあっという間よ」といろんな助産師さんに言われつつも、なかなか始まらない陣痛。

痛みが来るのが待ち遠しくて仕方のない時間が経つ中、4日目明け方にわたしはふっと赤ちゃんに聞いてみたのです。「きみはいつ生まれてくるつもりなの?」と。

すると、お腹の中の赤ちゃんは「先生が出勤してくる9時くらいに生まれるよ。6時くらいから痛くなるからね。」と答えてくれました。

明け方はまだまだ微弱陣痛。そのときは「まさかね〜まだまだ、時間かかりそうだし。」と思っていたのですが。。。

やっとスタート

進まない陣痛にやきもきする中、明け方、夫が病院に来てくれました。「痛い陣痛が来ると嬉しいよね〜」などと談笑しつつ、10分間隔の陣痛は続きます。

内診もしてみたものの、子宮口は3センチ。長女のときはここからが長かったし、「今日中に生まれたらいいかな」などと話をし、7時前に、夫は一旦帰宅しました。

しかし、ここからが早かった。夫が帰ってから、なんだか陣痛の間隔も短くなり、痛みも強くなり始めたのです。

立ち会い出産には間に合うのか?!

楽しみにしていた焼きたてパンの朝食がきたのが7時半過ぎ。陣痛の間隔は3分。でも、せっかくだからとほぼ完食。助産師さんに褒められたものの、単に食意地が張っていただけ。

「ご主人は?」と聞かれ、「さっき帰りましたけど〜」と言うと、「電話して、呼び戻しなさい!間に合うかしら?!」と言われます。

部屋も出産にむけた準備が着々と始まりました。痛みに耐えつつ、どんな体勢で生むかをほぼ決め(分娩台を使わないフリースタイル出産でした)、家族を待ちます。

8時半過ぎ、登校した長女を連れ戻して、夫、長女、次女が到着。わたしももうほぼ、最終段階に入っていました。

無事に生まれました

そして、赤ちゃんの「9時に生まれてくるよ。」の言葉通り、9時05分、家族に見守られ、無事2052gの女の子を出産。

赤ちゃんは肺の開きがスムーズにいかず、一時は大きな病院への搬送も考えられましたが、時間が経つごとに状態は良くなり、無事に母子ともに同じ病院で過ごすことが出来ました。

念願だった胎盤も見せてもらい(上の2人のときはそれどころではなかったのです)、へその緒は夫が切り、家族みんなで赤ちゃんを迎えることができました。

今回の出産を経て思うこと

まずは無事、生まれてきてくれて本当によかった。小さくても、生きる力いっぱいの赤ちゃんを見ていると、それだけで胸がいっぱいになります。

赤ちゃんと過ごす時間は本当に濃密で、やっぱり赤ちゃんっていいなぁ、本当に幸せだなぁと、入院中は、そればかりを思っていました。

そして、わたしは陣痛の痛み、結構好きです。野生に戻ってる感じがするというか、人間も動物だなぁと思うのです。自分の中から出てくるものだから、乗り越えて行く感じ、波乗りしている時間も割と楽しくて、痛い中にも楽しさがあるんですよね。

もう4人目はないけれど、機会があれば、また産みたいな、そんな風に思えた今回の出産でした。

 

フリースタイル出産のこと、立ち会い出産のこと、赤ちゃんを迎えての子どもたちの様子などなど、まだまだ書きたいことはあります。出産について、みなさんの何かの参考になれば嬉しいです。