子どもの熱性けいれん。慌てふためく前に知っておきたいこと
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数週間前、次女(2歳半)が熱性けいれんを起こし、救急車で病院へ運ぶという、苦い経験をしました。有難いことに、大事には至らず、その後は元気に。
本当は救急車を呼ぶまでではない事態(慌てて呼んでしまい本当に反省しています。)だったのですが、実際、目の前で子どもが意識を失う様を目の当たりにすると、冷静にはおれず、このようなこととなりました。
今日はそんな反省を含め、知っておきたいことをまとめました。
熱性けいれんとは
・38度以上の高熱に伴って、生後6ヶ月から6歳未満におこる発作生疾患
・8割近くが、心配のないけいれんで、よく観察することが大事。
・けいれんが3分以上続く場合、2回以上繰り返す場合は受診。
・けいれんが5分以上続く場合は、至急受診。
慌てないこと、よく観察すること、楽な姿勢にすること(揺すったりしない)が大切。
こちらのサイトを参考にしました。
▶︎【もう熱性けいれんで慌てない】基本対応のすべて!|病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト」の(財)日本病児保育協会
うちの場合
その日は日曜日。夫と長女はスポーツクラブのイベント打ち上げで不在。
日中外で外で遊んで少し熱っぽい次女と、いつも通り夕食とお風呂を済ませ、寝るまでの時間をリビングで過ごしていました。
「お腹痛い」といいつつ、そのままうつ伏せで寝てしまった次女。今日は相当疲れてたんだなあ、もうちょっとしたら寝室へ運ぼうと思っていたとき、急にむくっと起き上がったのです。
「どうした?」「お腹痛い?」「トイレ?」「お水?」と聞いても何も答えません。っていうか目が虚ろ。名前を呼んでももちろん返事はなし。え?!何コレ?!と思っているうちに、手足がガクガク震え出し、顔色もどんどん青ざめていきます。
誰もいないし、お腹痛いって言ってたから、何か変なもの食べたっけ?など、頭の中はパニックに。もうどうしたらいいのか分からず、とおりあえず119番してしまいました。
すぐに救急車は到着し、救急病院へ。次女は、病院に着く頃には落ち着いて、受け答えもできるくらいに。先生から、後遺症は残らないこと、繰り返すようなら再度受診をなど、一通りの説明を受け、帰宅しました。
準備しておきたいこと
帰宅してから、そういえば熱性けいれんって聞いたことがあったなあ、と思い出したわたし。緊急になってからでは遅いですね。
小児救急ガイドブックを分かるところに
わたしの住む町では、このようなガイドブックが配布されています。わたしも持っていたのですが、慌ててすっかりその存在を忘れていました。。。母子手帳に挟むなり、手に取りやすく分かりやすいところに置いておくべきでした。
▶︎小児救急受診ガイドブック(PDFで開きます)
このようなサイトもあります。
救急受診ガイドブックは一度目を通しておく
ガイドブック、当日慌てて読んでも、なかなか頭に入ってきません。事前に一通り読んでおくことが大事なのかなと、今回改めて思いました。これからの季節は熱中症や、ハチに刺されたなども注意です。
まずは#8000を
救急を受診するのは、本当に緊急性の高い方が優先されなければならないはず。まずは電話相談です。2度ほど電話したことがありますが(ホッチキスの針の誤飲、急な腹痛)丁寧に対応していただきました。
健康保険証、医療受給者証、母子手帳はセットで
市町村によって違いはありますが、これらがないと、当日に一旦医療費を納めなければなりません(後日返ってはきますが)。わたしは忘れて、一度お金を支払い、後日返金してもらうということに。返ってくるとはいえ、どう考えても手間です。必ず持っていきましょう。
おわりに
今まで有り難いことに、大きな病気や怪我とは無縁できたので、緊急の準備が全くできていないと感じた今回の件。
結局、そのときになってからでは遅く、事前にどれだけきちんと準備出来ているかが大事なのだと改めて感じました。
これを機に、防災も含め家のことを見直していきたいと思います。100min