暮らしラボゆくり

3人姉妹の母。暮らしを簡単、楽しく、Happyにするモノ、コト、ヒントを書いています。暮らすことは実験と同じ。こうしたらどうかな?を試してよりよい暮らしを目指しています。

気が利きすぎる長女に見習いたい。でも彼女の将来が心配。そんな長女と接するときに気をつけたいこと。

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春休み、小学3年生になる長女と過ごす時間が増えました。気が利きすぎる長女に甘えてしまう一方で、彼女のこれからが少し心配に。今日はそんな長女について、夫婦で話し合って心がけたことについて記事にします。

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気が利きすぎる長女

春休み、歯科検診を9時半に予約していました。家を出るのは9時。いつも出かけるよりずっと早い時間です。バタバタと支度をし、なんとか予定時間を5分過ぎて出発。

「あ、長女の髪の毛を結んでやることができなかった!」と思って少し先に出発した長女を見ると、慣れない手つきで2つに分け、ぎこちなくも結んだ髪が揺れています。

わたしが出発前にバタバタと焦っている空気を読み、「結んで〜」とも言えず、自分でこっそり結んで出た様子。「自分で結んだんだー。」とわたしが言うと「いいよ、いいよ。」と文句も言わず、それでおしまい。こんなことがよくあります。

 

また、ある日の夕食時。次女が「お母さん!ハンバーグ、2つに分けて」というので分けてやると、「お母さん、分けちゃったの?!」と急に怒り出す。眠くて機嫌の悪い時にはこのようなことがよくあります。

「そうよ。分けちゃったよ。ダメだったんだ。ごめんね。」というと、ハンバーグをぐちゃぐちゃにする勢いで、泣き出し、バタバタし出す次女。わたしは食べ物をぐちゃぐちゃにされるのが、たとえ子どもでもあまり好きではなく、その時、疲れていたことも重なって「そんなに言うなら食べなくていいです。」とおかずのお皿を下げてしまいました。

そんなわたしたちのやり取りを静かに見ていた長女。さっとティッシュをとってくると、「◯◯ちゃん、鼻水と涙で顔がぐちゃぐちゃ〜笑。きれいにしようねえ。」と場をふっと和ませて、険悪なムードを一新。わたしも「ほんとだねぇ。」と次女の顔を拭いてやり、その場は丸く収まったのでした。

こんな長女に甘えてしまう

全くどちらが親なのか分からない。読んでいてそう思った方もいるでしょう。わたしは基本的には短気。母となり、だいぶマシにはなりましたが、場の空気よりも自分の気持ちが大事。子どもみたいなところがあると自分でもよく自覚しています。

反対に、長女は自分の意見を通すことよりも、たとえ自分の意見が通らなくてもその場が平和に収まることを求めているようなところがあります。夫もその傾向があり、その性格を引き継いでいるところがあります。

親としてもっと成長しなければならないのに、出来る長女に甘えている自分がいる。そう思う気持ちと、苦手なことは得意な人に任せればよい。今は長女に助けてもらっているから、それはそれでいいんじゃない。と思う自分がいます。

長女のこれからを考えた時

長女は6ヶ月から3才半までを、夫の海外赴任に伴って、中国の無錫という町で暮らしました。現地では、3才過ぎから言葉の全く通じない現地の幼稚園に入園。

言葉が通じないから、周りを見て、空気を読んで、自分が何をすべきか考える。長女の性格はこの経験から作られた部分も大きいと夫婦で話すことがあります。

周りと一緒なら怒られることは少ない。気が利くから褒められることもある。それに傷つかなくていい。

こんな生き方も、状況によって、ありだとは思います。だけど、いつもいつもそうしていては、本当に自分が何をしたいのか、何が好きなのか、分からなくなってしまう。自分の意見を出してみて、初めて分かることもたくさんある。むしろ、子どものうちに、そういう経験をしてから、押すところと引くところが分かっていくのではないか、そんな風に思うのです。

子どもと接するときに気をつけること

こんな長女ですから、わたしに意見を求めることがよくあります。「ねえねえ、お母さんならどっちがいいと思う?」と。

わたしがこんな長女を見ていて気をつけようと思った2点は、

①わたし(母親)の意見は先に言わないこと

わたしが言ってしまうと、その言葉にどうしても引っ張られます。だからまずは本人の気持ちをじっくり聞いてから、わたしの意見は控えめに話すように気をつけようと思います。

②「どんな意見を持ってもお母さんは構わない。むしろ自分の意見をもって行動して欲しい」ことを何度でも伝えること。

1番大事にして欲しいのは、まずは自分の気持ちだということを繰り返し伝えるようにしています。子どもに「前に言ったじゃない」は通じません。ことあるごとに、伝えていきたい、そんな風に思っています。

子どものことで悩んだら、こんな本も手に取ります。

yukurinko.hatenablog.com 

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