手放したかったのは、ものじゃなくて、そこにベタッとくっついていた思いなんだ。
スポンサーリンク
本格的にものを減らし始めて1年が経とうとしている。今年に手放したものを振り返りつつ、わたしが本当に手放したものについて考えてみた。
今年は羊毛のリース作りワークショップで、かわいいリースを子どもと作りました。
手放したモノ
洋服から始まった断捨離。当初は減らせないと思っていた書籍も1/3以下になった。料理が好きでなかなか減らなかった食器類も今年のはじめに比べたら随分と減った。
沢山あった雑誌の切り抜きや、紙類もかなり手放した。
大きなものではミシン、今はロードバイクの受け取り先を探し中。
やることでいうと、常備菜づくり、最近はお弁当づくりもやめてしまった。(パンづくりは一度やめて再開)
手放したものに未練はない
今となれば手放してみたものに、全く未練はなく、ブログに残していなければその存在すら忘れてしまっていたと思う。
だけど、手放すときはいろいろと悩んだり、迷ったりして、結構時間がかかった。それはなぜか。
ものにくっついている思い
そのものがもったいないとか、まだ使えるからとかいうものではなく、「ものにくっついている思い」を断ち切るのに時間が必要だった。
ものを捨てるのは「お弁当を作る=いい妻」とか「本=いつか勉強したい」など、自分の中にある、こうあるべきを捨て、こうありたいというのを諦めることのような気がして、怖かったのだと思う。
だけど、それらを手放してみれば、そこにはちょっとだけ自由になれた自分がいて、空間も気持ちも軽やかになっていたし、執着がとれたことを感じていた。
おわりに
ものを手放していくことで、こうあるべき、こうありたいという自分から自由になれる、そんなことを実感した2016年。まだまだ、捨てきれないものがあるわたし。来年も自分の中の常識をひっくり返しながら、過ごしていきたいな。
捨てるということは諦めること。この本には学ぶことが多いです。